よみがえる不朽の名作「オールカラー版 土門拳の古寺巡礼」
 
ニュープリントでよみがえる 不朽の名作
『古寺巡礼』は、戦前・戦中から寺々に通い詰めた土門拳が、改めて昭和30 年半ばから大型カメラでカラー撮影に挑んだライフワークです。

「すべて、お寺を対象とはしているが、抹香臭いお寺参りの本ではないつもりである。
これは飽くまでも、ひとりの日本人の、みずからの出自する民族と文化への再認識の書であり、愛惜の書であるつもりである」

土門が「まえがき」にこう記して『古寺巡礼』第一集(美術出版社)を発刊したのは、昭和38 年(1963)のこと。A3 判(約43×30cm)、自ら執筆、レイアウト、装丁も手がけた桐箱入りの写真集は、今から50 年前に定価2 万3000 円もした超豪華本でした。大卒の初任給が1 万円の時代です。
土門は『古寺巡礼』第三集を刊行した昭和43 年に2 度目の脳出血を発症し、約2 年の入院生活を送ることになります。しかし、写真への情熱はいささかも冷めることなく、最後は車椅子からの撮影となりながら第五集を完成させました。「すべて、ぼくの好きなものであり、ぼくが睨んでハット胸打たれたものばかり」という作品群です。
本展は12 年かけて刊行した『古寺巡礼』全五集より精選し、現代の最高の技術で大型作品をニュープリントしました。(全点カラープリント)
 
主な構成と寺社
法隆寺
中宮寺
深大寺
飛鳥寺金堂
聖林寺
唐招提寺金堂
室生寺
平等院鳳凰堂
浄瑠璃寺金堂
三仏寺投入堂
中尊寺金色堂
三十三間堂

など


大型作品を含む、約120点
 
展示作品イメージ
室生寺弥勒堂 釈迦如来坐像左半面相
室生寺弥勒堂 釈迦如来坐像左半面相
室生寺弥勒堂 釈迦如来坐像左半面相浄瑠璃寺本堂 吉祥天立像面相神護寺本堂 薬師如来立像頭部法隆寺西院中門列柱大徳寺大仙院庭園 枯山水長船石唐招提寺金堂千手観音立像左脇千手詳細中尊寺金色堂内陣側面全景
 
会場風景
フジフイルム・スクエア
フジフイルム・スクエア
フジフイルム・スクエアフジフイルム・スクエアフジフイルム・スクエアフジフイルム・スクエアフジフイルム・スクエア
 
「カラーニュープリント 古寺巡礼」 巡回一覧
2013年
6月14日(金)~ 7月10日(水) フジフイルム スクエア

2014年
8月1日(金)~ 8月13日(水) 富士フイルムフォトサロン 大阪
 
関連展覧会

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